1000億円余の予備費
まだまだ足りない」長妻氏

西日本を中心とした豪雨災害を受けて、立憲民主党は十分な財政支援を行うため今年度の補正予算案を編成し、早期に臨時国会を召集するよう政府に求めました。

立憲民主党の長妻代表代行らは3日、総理大臣官邸を訪れて菅官房長官と会談し、西日本を中心とした豪雨災害からの復旧復興に万全を期すよう申し入れました。

そして長妻氏は、被災地への十分な財政支援を行うため、今年度の補正予算案を編成し、早期に臨時国会を召集するよう求めたのに対し、菅官房長官は「必要であれば、そういうことも対応する」と述べたということです。

会談のあと長妻氏は記者団に対し「3日の閣議で支出が決まった1000億円余りの今年度予算の予備費では、まだまだ足りない。野党はいつでも国会を開く準備ができているので、政府には決断してもらいたい」と述べました。