議員の外視察「定数増
への抗議で全員辞退」馬場氏

参議院の定数を6増やす法律が成立したことを受けて、日本維新の会の馬場幹事長は、定数を増やすことに国民の理解は得られないものの参議院の経費の削減は必要だとして、党としての案を、今月中にもまとめる考えを示しました。

参議院選挙の1票の格差を是正するための法律が成立したことを受けて、自民・公明両党は、定数を6増やすことに国民の理解を得ようと参議院の経費節減策を検討しています。

これに関連して、日本維新の会の馬場幹事長は、記者会見で「与党は、6人増やし、全体の経費をその分削減するようだが、わが党も削減案を作成していきたい」と述べ、定数を増やすことに国民の理解は得られないものの参議院の経費削減は必要だとして、今月中にも党の案をまとめる考えを示しました。

また馬場氏は、国会が派遣する議員の海外視察について「参議院の定数増に抗議する意味で全員辞退した。8月になれば盆踊りをするのと同じような感覚でやるのは、税金のむだづかいだ」と述べ、党所属のすべての議員が海外視察を辞退したことを明らかにしました。