参院選“複数区はすべて擁立
1人区でも擁立目指す”

国民民主党の玉木代表は来年の参議院選挙について、定員が複数のすべての選挙区で候補者を擁立し、定員が1人の1人区でも積極的な候補者の擁立を目指す考えを明らかにしました。

先の衆議院選挙で国民民主党は、全国289の小選挙区のうち党公認の候補者の擁立は21にとどまりました。

これについて、玉木代表は記者会見で「野党各党との調整を考えて候補者の擁立に及び腰だったことが反省点だ。候補者を擁立しないことには、党勢は拡大できない」と述べました。

そのうえで、玉木氏は来年の参議院選挙について「定数が複数の選挙区は、基本的にすべて候補者を擁立し、1人区でも立てていきたい。最終的に、ほかの野党と戦略的な調整を行うことは否定しないが、よい人材を発掘して擁立していくことが、まず最初だ。党の政策をより広め、有権者の選択肢を全国でつくりたい」と述べました。