とまってない」吉田氏
竹下派参院側の総裁選対応

9月に行われる自民党総裁選挙への対応をめぐり、石破元幹事長を推す動きのある竹下派の参議院側が会合を開き、今後の対応を吉田参議院幹事長に一任することになりました。

会合には、吉田参議院幹事長ら党内第3派閥の竹下派の参議院議員8人が出席し、9月に行われる総裁選挙への対応を協議しました。

竹下派では、参議院側で、石破元幹事長を推す動きが出ている一方で、衆議院側では、安倍総理大臣を支持する議員も多くいます。
こうした状況を踏まえ、会合では、今後の対応を吉田氏に一任することを決めました。

会合のあと、吉田氏は記者団に対し「総裁選挙の対応について意見交換したが、まとまっていない」と述べました。

竹下派は、来月2日から所属議員の聞き取りを行うなどして、意見集約を図り、来週9日に対応を表明する予定です。

竹下派の参議院側には21人の議員がいて、仮に石破氏の支持を決めれば、石破派以外で、まとまった支持は初めてとなります。