約70の小選挙区で
立民と候補一本化協議急ぐ

衆議院選挙が今月31日投開票の日程で行われる見通しとなったのを受けて、共産党の志位委員長は、政権交代を目指して、およそ70の小選挙区で競合する立憲民主党との間で、候補者の一本化に向けた協議を急ぐ考えを示しました。

共産党の志位委員長は、今月31日に投開票が行われる見通しとなった衆議院選挙の日程について、東京都内で記者団に対し「予算委員会を開かず議論を封殺し、内閣支持率の“ご祝儀相場”があるうちに選挙をやってしまおうという逃げだ。この逃げを許さず、攻め落とす構えで臨む」と述べ、野党連携によって政権交代を目指す考えを重ねて示しました。

そのうえで、現在、およそ70の小選挙区で立憲民主党と候補者が競合していることについて「協議を始めているところであり、しっかりと詰めたい。できるだけ早く結論を得たい」と述べ、候補の一本化に向けた協議を急ぐ考えを示しました。