維新 馬場幹事長“衆院選
自民の過半数割れ目指す”

衆議院選挙をめぐり、日本維新の会の馬場幹事長は記者会見で、岸田政権では統治機構改革などはできないと指摘し、選挙で党勢拡大を図ることで自民党を過半数割れに追い込むことを目指す考えを示しました。

この中で日本維新の会の馬場幹事長は、岸田政権の党役員人事などは党内の有力者や派閥の意向が優先されているという指摘が出ていることを踏まえ、「岸田内閣は党の有力者による『2人羽織』どころか『4人羽織内閣』だ。これでは、今、必要な統治機構などの改革はできない」と指摘しました。

そのうえで「自民党を1度過半数割れに追い込み、本当の意味で他の政党や国民の声を聞いてもらう環境を作り出すのが現時点でのわが党の役割だ」と述べ、今度の衆議院選挙で党勢拡大を図り、自民党を過半数割れに追い込むことを目指す考えを示しました。

一方で馬場氏は、立憲民主党などほかの野党と連携する考えはないか問われたのに対し「協力できるような政党は現状ない」と述べました。