今週中にも候補者一本化で
共産と詰めの協議

衆議院選挙が10月31日に行われる見通しになったことを踏まえ、立憲民主党の福山幹事長は、およそ70の小選挙区で候補者が競合する共産党との間で、今週中にも一本化に向けた詰めの協議を行いたいという考えを示しました。

今度の衆議院選挙で立憲民主党は、与党を利するのを避けるため、289ある小選挙区で、できるかぎり野党候補を一本化したい考えですが、共産党とは、なお、およそ70の選挙区で候補者が競合しています。

立憲民主党の福山幹事長は5日の記者会見で、「共産党との候補者の競合区で、どの程度調整ができるか、今週、最終的な詰めをしていきたい」と述べました。

一方、臨時国会をめぐり、「予算委員会を開かなければ、岸田内閣は何をしようとする内閣なのか、国民は全く分からないまま選挙を迎えることになる」と指摘し、予算委員会の開催が必要だという認識を重ねて示しました。