五輪・パラ 東京大会全体の
新型コロナ感染は863人

東京オリンピック・パラリンピックに関連して新型コロナウイルスに感染した選手や関係者は、選手が41人など、合わせて863人となったことが大会組織委員会のまとめで分かりました。

大会組織委員会は、感染防止に必要なルールをまとめた「プレーブック」の適用が始まった7月1日から、選手や関係者で新型コロナに感染した人の数を発表してきました。

それによりますと、東京大会に関連して感染した人は、8日の発表で、オリンピックは547人、パラリンピックは316人の合わせて863人となりました。

内訳をNHKが集計したところ、
▽選手が41人
▽大会関係者が201人
▽メディア関係者が50人
▽組織委員会の職員が29人
▽大会の委託業者が502人
▽ボランティアが40人となっています。

このうち、
▽海外から来日した人は全体のおよそ3割に当たる254人
▽東京 中央区晴海の選手村に滞在していたのは53人でした。

一方、組織委員会などのまとめによりますと、東京オリンピック・パラリンピックに関連して海外から来日した選手や関係者は7月1日から今月6日までに5万4236人で、空港の検査で陽性が判明したのは54人、陽性率は0.1%です。

また、選手村や競技会場など大会の管轄下で行った101万7190件の検査では、312人の感染が確認され、陽性率は0.03%となっています。

このほか、日本在住の大会の委託業者やボランティアなどの中には、自主的に検査を受けて感染が確認された人もいて、組織委員会などはこうした人たちを含めて発表しています。

大会の新型コロナの感染対策について、組織委員会の橋本会長は、大会を終えたあとの6日の会見で「完全な形でやり遂げることができたかというと100%成功とは言えないが、陽性者を早期にキャッチし、速やかに隔離するなど、安全な環境を確保できた」との認識を示しています。

感染者の内訳

大会組織委員会の発表に基づく、オリンピックとパラリンピックで新型コロナに感染した人のそれぞれの内訳は次のとおりです。

【オリンピック】
オリンピックに関連して感染した人は547人でした。内訳をみますと、
▽選手はいずれも海外から来日した人で28人
▽選手団の監督やコーチ、IOC、競技団体といった大会関係者が147人
▽メディア関係者が32人
▽組織委員会の職員が15人
▽大会の委託業者が296人
▽ボランティアが29人となっています。

このうち、海外から来日した人は174人、東京 中央区晴海の選手村に滞在していたのは36人でした。

【パラリンピック】
パラリンピックに関連して感染した人は316人でした。内訳は、
▽選手はいずれも海外から来日した人で13人
▽大会関係者が54人
▽メディア関係者が18人
▽組織委員会の職員が14人
▽大会の委託業者が206人
▽ボランティアが11人となっています。

このうち、海外から来日した人は80人、選手村に滞在していたのは17人でした。