連合と政策協定は個別締結を
衆院選へ 国民 榛葉幹事長

衆議院選挙に向けた連合との政策協定について、国民民主党の榛葉幹事長は、共産党と連携する立憲民主党も含めた3者による締結には応じられないとして、連合に対し個別の締結を求めていく方針を明らかにしました。

次の衆議院選挙に向けて連合は、新型コロナによる危機から命と暮らしを守ることを最優先にし、医療資源の偏りや不安定な雇用を改めるとした政策協定の原案をまとめ、支援する立憲民主党、国民民主党との3者で協定を締結したいとしています。

これについて、国民民主党の榛葉幹事長は、7日の記者会見で、東京都議会議員選挙での立憲民主党と共産党の連携に触れ「共産党は、われわれと政治理念が異なる」と指摘し、共産党と連携する立憲民主党も含めた3者による協定の締結には応じられないという考えを示しました。

そのうえで「国民民主党は、連合と個別に政策協定を結ぶことを決定した。今後、内容を詰めていきたい」と述べ、連合に対し、個別の締結を求めていく方針を明らかにしました。