通常国会きょう閉会
解散総選挙は9月以降の見方

菅内閣に対する不信任決議案は15日、否決され、通常国会は16日の会期末で閉会します。衆議院議員の任期満了まで4か月余りとなる中、政権・与党幹部の中では、解散・総選挙は9月以降になるという見方が強まっていて、菅総理大臣としては、新型コロナウイルスの感染状況やワクチン接種の進捗(しんちょく)などを見極めながら、最善のタイミングを探るものとみられます。

国会では、15日、衆議院本会議で、立憲民主党など野党4党が提出した菅内閣に対する不信任決議案が、与党などの反対多数で否決されました。

また、安全保障上、重要な施設周辺などの土地利用を規制する法律は、与野党の攻防の末、16日未明に参議院本会議で採決が行われ、与党などの賛成多数で可決・成立しました。

これにより、政府が提出した法案はおおむね成立したことになり、1月に召集された通常国会は、会期末の16日、150日間の会期を終えて閉会します。

一方、ことし10月の衆議院議員の任期満了まで4か月余りとなる中、今の国会での衆議院解散は見送られることになりました。

来月の東京都議会議員選挙や東京オリンピック・パラリンピックが控えていることから、政権・与党幹部の中では解散・総選挙は、パラリンピック閉幕後の9月以降になるという見方が一様に強まっています。

菅総理大臣としては、新型コロナウイルスの感染状況やワクチン接種の進捗、それに内閣支持率の動向などを見極めながら、最善のタイミングを探るものとみられます。