自民 二階幹事長が議連設立
自由で開かれたインド太平洋

秋までに行われる衆議院選挙や自民党総裁選挙も見据え、自民党内で議員連盟の活動が活発になる中、自民党の二階幹事長は、みずからを会長とする「自由で開かれたインド太平洋」を推進するための議員連盟を発足させ、安倍前総理大臣が最高顧問に就任しました。

自民党本部で開かれた議員連盟の設立総会には自民党の国会議員およそ130人が出席し、会長には二階幹事長が、最高顧問には安倍前総理大臣が就任しました。

安倍氏は「いろんな顧問を引き受けているが、この会こそ最高顧問を引き受けたいと思った。『自由で開かれたインド太平洋』の認識が世界に広がっていくように頑張っていきたい」と強調しました。

また二階氏は「安倍氏にはこの会をリードしてもらいたい。この議員連盟がずっと大きく続き、われわれの思いが国際的に広がっていくよう期待したい」と述べました。

そして会合では、積極的な議員外交を展開し、各国に理解と協力を働きかける方針を確認しました。