ワクチン接種1000万回超
“担い手確保で加速を”

全国でワクチン接種が行われた回数が1000万回を超え、河野規制改革担当大臣は、引き続き、接種を加速させるため、担い手の確保などに取り組む考えを示しました。

新型コロナウイルスのワクチン接種が全国で行われた回数は、27日の時点で、およそ1074万回となりました。

河野規制改革担当大臣は、記者会見で「菅総理大臣が掲げた1日100万回には達していない。達成を目指すには、3つの山があり、最初のワクチンの供給は、なんとか山を越えた」と述べました。

そのうえで「今、打ち手の確保という山を登っており、その後、高齢者への接種が終わると、若い人に『接種をして下さい』という啓蒙活動をやっていくべきだ」と述べ、引き続き接種を加速させるため、担い手の確保などに取り組む考えを示しました。

また、モデルナのワクチンを使った大規模接種について、大阪市や横浜市、川崎市などが実施する方針を示しているとしたうえで「都道府県に意向調査を行っており、積極的な登録をお願いしたい」と述べました。