入管施設でスリランカ人女性
死亡“遺族の意向尊重”法相

名古屋出入国在留管理局に収容されていた30代のスリランカ人の女性が死亡したことをめぐり、上川法務大臣は、出入国在留管理庁に対し、来日している遺族の意向を尊重して適切に対応するよう指示したことを明らかにしました。

ことし3月、名古屋出入国在留管理局で、施設内に収容されていた30代のスリランカ人の女性が死亡したことについて、野党側は、真相の究明が欠かせないとしていて、出入国管理法などの改正案を審議している衆議院法務委員会で、改正案の採決をめぐって与野党の対立が続いています。

これについて、上川法務大臣は、記者会見で「外部の医療機関も含めて、どういう診療がなされたのかをしっかりと把握することが大事だ。第三者も入った調査チームには、事実関係の調査をしっかりと行って、最終報告に向けて取り組んでほしい」と述べました。

また、上川大臣は、女性の葬儀などで遺族が来日しているとしたうえで「遺族の思いを直接伺った状態ではないが、女性が死亡した施設内を訪れることも含めて、どんな思いがあるのか伺うことが大事だ」と述べ、出入国在留管理庁に対し、遺族の意向を尊重して適切に対応するよう指示したことを明らかにしました。