氷見市長 副市長ら
5人以上で会食し謝罪

富山県氷見市の林正之市長は3月末に副市長らと5人以上で会食したことを明らかにし、不適切だったとして「二度とこのようなことがないよう自分を律したい」と述べて謝罪しました。

氷見市の林市長は7日に開かれた定例会見で、市長選挙で再選した3月28日の翌日、氷見市の前の副市長が東京から訪れたため午後7時ごろから市内の飲食店で食事をともにしたことを明らかにしました。

林市長によりますと、参加したのは現在の篠田伸二副市長など4人でしたが、前の副市長の知人があいさつに訪れるなど、途中、人が出入りして5人以上になることもあったということです。

また、会食が始まった当初は飲食する時以外はマスクをしていたものの、時間の経過とともに着用もおろそかになっていったということです。

政府の分科会は、大人数や長時間に及ぶ飲食などでは新型コロナウイルスの感染リスクが高く5人以上の飲食では大声になって飛まつが飛びやすくなるなどと注意を呼びかけているほか、富山県も飲食は少人数にするよう呼びかけています。

林市長は「私情に流され長居をしてしまった。強く反省している。市のリーダーとして人数が増えた時点で切り上げようと声をかけるべきだった。二度とこのようなことがないよう自分を律したい」と謝罪しました。