新型コロナウイルス対策をめぐって、自民党の二階幹事長は、民放のBS番組で、追加の財政支出が必要になれば、今年度の補正予算案の編成も検討すべきだという考えを示しました。

自民党の二階幹事長は、4日放送されたBSテレ東の「NIKKEI 日曜サロン」で新型コロナウイルス対策について「国民の命と暮らしを守るのは、政府・与党のいちばんの責任であり、しっかりと対応するのは当然だ」と述べました。

そのうえで、感染対策や経済の立て直しに伴う財政支出について「足らざるところがあれば、補正予算案も編成して、積極的な対応をしていきたい」と述べ、今年度の補正予算案の編成も検討すべきだという考えを示しました。

また、衆議院の解散・総選挙をめぐり「国会の会期末であろうがどこであろうが、野党側が内閣不信任決議案を出してきたら、すぐ解散する。不信任案は『一緒に政治をやっていられない』という意思表示なので、どちらに政治を委ねるか、国民に問おうではないか」と野党側を強くけん制しました。