「最優先は感染拡大防止」
早期解散に慎重姿勢 首相

菅総理大臣は1日夜、テレビ東京の番組「ワールドビジネスサテライト」に出演し、衆議院の解散・総選挙をめぐり「最優先はコロナの感染拡大を防ぐことだ」と述べ、早期の解散に慎重な姿勢を重ねて示しました。

この中で、菅総理大臣は、衆議院の解散・総選挙をめぐり「最優先はやはり、コロナの感染拡大を防ぐことが私ども政権に託された使命だと思っているので、そこはしっかり行っていきたい」と述べ、早期の解散に慎重な姿勢を重ねて示しました。

また、来月5日までの「まん延防止等重点措置」の適用期間は解散しないという理解でいいのかと問われたのに対し「感染拡大防止を最優先で行っていくことが大事だ」と述べました。

一方、今月予定されている日米首脳会談について「アメリカで私を最初の海外の首脳として受け入れてくれるということは、日本を極めて重要視している証しだ。日本にとっても唯一の同盟国であり、個人の信頼関係を構築するいい機会だ」と述べました。

また、中国の習近平国家主席の日本訪問については「お互いにそれぞれの国がコロナ対策を最優先でしているので、そういう意味で、日程調整する段階にはないと思う」と述べました。