「非常に適切」高鳥委員長
ヤジの穴見議員を厳重注意

自民党の穴見陽一衆議院議員が先週の衆議院厚生労働委員会で、参考人として出席したがん患者の男性が意見を述べている際に、「いい加減にしろ」と発言した問題で、厚生労働委員会の高鳥委員長は穴見議員を厳重に注意するとともに、参考人全員に謝罪文を送ることを明らかにしました。

自民党の穴見陽一議員は今月15日、受動喫煙対策を強化する健康増進法の改正案を審議していた衆議院厚生労働委員会で、参考人として出席した肺がん患者の男性が意見を述べている際に、「いい加減にしろ」と発言しました。

この発言について穴見氏は21日、「参考人の発言を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいたものだ。参考人の方はもとより、関係のみなさまに不快な思いを与えたとすれば、心からの反省とともに、深くおわび申し上げる」とするコメントを発表し、謝罪しました。

これを受けて、衆議院厚生労働委員会の高鳥委員長は、穴見氏と直接会い、参考人が発言している時は静粛にするとともに、発言に十分に気をつけるよう、厳重に注意しました。

そのうえで、参考人全員に委員会を代表して謝罪文を送ることを決めました。

高鳥委員長は記者団に対し、「私は明確に聞き取ることはできなかったが本人も認め、周りの人も聞いたことを確認した。非常に不適切で、委員長として本人を厳重注意したうえで、おわびの文書を出すことにした」と述べました。