「再拡大中身ある対策必要」
共産 小池書記局長

新型コロナウイルス対策をめぐって、共産党の小池書記局長は記者会見で、各地で感染の急速な再拡大が始まっているとして、検査体制の拡充などの対策強化を急ぐよう重ねて政府に求めました。

この中で小池書記局長は、全国の感染状況について「各地で感染の急速な再拡大が始まっており、非常に深刻だ。特に大阪は感染者が連日300人を超え、宮城など地方でも広がっている」と危機感を示しました。

そのうえで、小池氏は「休業要請などにしっかり応えられるような事業者への補償や、大規模検査の実施など、具体的で中身のある対策が必要だ」と述べ、検査体制の拡充や事業者への補償の充実など、対策強化を急ぐよう重ねて政府に求めました。

一方、小池氏は、立憲民主党の安住国会対策委員長が内閣不信任決議案の提出を検討する意向を示していることについて「菅内閣が信任に値しないのは間違いない。野党間で適切な時期などについてよく相談し、感染状況なども念頭に置きながら対応していく必要がある」と述べました。