五輪やコロナ対応踏まえ
熱中症行動計画策定へ

熱中症対策をめぐり加藤官房長官は午後の記者会見で、25日にも、関係府省庁による会議を開き、東京オリンピック・パラリンピックの開催や、新型コロナウイルス対策との両立といった観点も踏まえ、行動計画を取りまとめる考えを示しました。

この中で、加藤官房長官は「近年、熱中症にかかる救急搬送者数や死亡者数は、この時期に増加傾向にあり、今後の気候変動の影響も踏まえると看過できない重要な課題だ。初期症状が新型コロナウイルス感染症に似ていることから、医療現場の負担増にもつながるおそれもある」と指摘しました。

そのうえで、25日にも、小泉環境大臣が議長を務める、関係府省庁の局長級による熱中症対策の会議を開き、東京オリンピック・パラリンピックの開催や、新型コロナウイルス対策との両立といった観点も踏まえ、行動計画を取りまとめる考えを示しました。