小池都知事「きょうから
リバウンドさせない期間」

首都圏の1都3県に出されていた緊急事態宣言が解除されたことについて知事の反応です。

小池東京都知事「きょうからはリバウンドさせない期間」

東京都の小池知事は都庁で記者団に対し、「きょうからはむしろリバウンドさせない期間という認識をみんなで持っていきたい。医療提供体制の充実を引き続き行い、検査や調査の体制を組むことも行っていく。引き続き皆さまの協力をお願いしたい」と述べました。

森田千葉県知事「宣言解除は宴会解禁ではない」

首都圏の1都3県に出されていた緊急事態宣言が解除されたことについて千葉県の森田知事は、「宣言解除は宴会解禁ではない」として感染の再拡大を起こさないよう感染防止の対策を引き続き徹底するよう呼びかけました。

緊急事態宣言が解除されたことについて22日、千葉県の森田知事は報道陣の取材に応じ、「県内の新規感染者数も直近7日間の平均で97人とようやく2桁になった。まさに県民や事業者、医療関係者の大変な努力の結果だ」と述べました。

そのうえで、「宣言解除は宴会解禁ではありません。歓送迎会や卒業パーティーは控え、花見は宴会なしで行って欲しい」として感染が再拡大しないよう引き続き感染を防ぐ対策を徹底するよう呼びかけました。

大野埼玉県知事「引き続き感染防止対策を」

首都圏の1都3県に出されていた緊急事態宣言が解除され、埼玉県の大野知事は、「新規陽性者数などが下がったとはいえ、変異株の懸念やワクチン接種など医療機関には二重の負担がかかる。まだ対策が必要な状況で、これから歓送迎会や花見などもあり、密な状態や、マスクをしないで飲食すると、感染拡大が顕著になるおそれもあるので、引き続き感染防止対策にご協力いただきたい」と述べました。

黒岩神奈川県知事「リバウンドに警戒必要」

首都圏の1都3県に出されていた緊急事態宣言が解除されたことについて、神奈川県の黒岩知事は、22日の会見で、「解除されて良かったと言えるような状況ではなく、リバウンドに警戒が必要だ」と述べました。

その上で、「暖かくなって桜も咲き始め、外に出たくなるのはある程度、仕方がないが、そうした場合でも感染防止対策をしっかすればリバウンドは避けられる」として、特に飲食の場での感染を防ぐため、食べたり飲んだりする時以外はマスクをつけて食事をする「マスク飲食」の徹底を引き続き強く呼びかけていく考えを示しました。