在日米軍の夜間訓練 行わぬ
よう要請 大分県知事

大分県にある陸上自衛隊の演習場で、在日アメリカ軍の訓練が、地元の要請に反して夜間も行われたことなどについて、大分県の広瀬知事は岸防衛大臣と面会し、こうした訓練を行わないよう要請したのに対し、岸大臣は、訓練は日米間の合意に基づいて行われたとして、理解を求めました。

大分県にある陸上自衛隊の日出生台演習場では、去年、在日アメリカ軍の実弾射撃訓練が地元の要請に反して午後8時以降の夜間も行われたり、事前に公表された日数を超えて行われたりしたため、大分県が、日米合同委員会で協議するよう、防衛省に要請していました。

大分県の広瀬知事は18日、国会内で岸防衛大臣と面会し、アメリカ側との協議の内容について説明を求めたうえで、こうした訓練を行わないよう要請しました。

これに対し、岸大臣は、日米間の協議で、夜間の訓練などがいずれも両国の合意に基づいて行われたことを確認したと説明し、訓練の実施に理解を求めました。

会談のあと、広瀬知事は記者団に対し「アメリカ側の理解を得られなかったことは残念だと岸大臣に申し上げた。今後、政府には、粘り強く県の考えを伝え、県民の安全安心をしっかりと確保したい」と述べました。