首相と裁選で意見交換
「ノーコメント」岸田政調会長

秋に総裁選挙を控える中、安倍総理大臣と「ポスト安倍」の1人と目される自民党の岸田政務調査会長が18日夜、会談し、米朝首脳会談を受けた北朝鮮問題への対応や、党内情勢などをめぐって意見を交わしました。

安倍総理大臣と岸田政務調査会長は、18日夜2人だけで2時間余り会談しました。2人だけの会談は、ことしに入って3回目です。

この中では、米朝首脳会談を受けた北朝鮮問題への対応や終盤国会への対応、それに、秋の自民党総裁選挙に向けた党内情勢などをめぐって意見を交わしました。

会談の後、岸田氏は、記者団が「安倍総理大臣から総裁選挙については、どのような話があったのか」と質問したのに対し「詳しいことはノーコメントだ」と述べるにとどめました。

自民党総裁選挙をめぐっては、安倍総理大臣が3選に強い意欲を示しているのに対し、岸田氏は、安倍総理大臣の動向を見極めながら立候補するかどうか判断する考えです。