河井元法相裁判 証人尋問
50人余 すべて終了

公職選挙法違反の買収の罪に問われている河井克行元法務大臣の裁判で、元官僚が情状酌量のための証人に呼ばれ、50人余りに上った証人尋問がすべて終わりました。次回から元大臣の被告人質問が行われます。

元法務大臣の河井克行被告(58)は、妻の案里元参議院議員(47)が初当選したおととしの参議院選挙をめぐって、公職選挙法違反の買収の罪に問われ、無罪を主張しています。

これまで現金を受け取った地元議員らの証人尋問が続いていましたが、16日は、弁護側が被告にとって有利な証言をしてもらうために呼んだ旧科学技術庁の沖村憲樹元科学審議官の証人尋問が行われました。

沖村元科学審議官は、落選中だった克行元大臣に案里元参議院議員を紹介した時のエピソードを披露し、「紹介した日の夜に克行元大臣は、案里さんがカラオケで『天城越え』を歌うところを見て、結婚を決めた。紹介してよかった」と述べました。

そのうえで「国家にとって宝物のような人材だ。これまでも失敗してもまた挑戦し、努力されてきた。今後も国家のために尽くしてほしい」と述べました。

これで50人余りに上った証人尋問はすべて終わり、今月23日から被告人質問が行われます。