ことし秋の自民党総裁選挙への立候補に意欲を示している石破・元幹事長は、13日夜、東京都内で開かれたトークショーで、安倍総理大臣との違いを聞かれて、こう答えました。

「安倍さんのことは、官房副長官の頃から知っていますが、とっても華やかな人だと思うんです。
私は『華やかだ』という形容をされたことが一度もない。地味なところと、華やかなところが違うんだと思います」

「私は、安倍さんと比べるという意味ではないけど、相手の人が『わかったよ』と言ってくれなくても、『あなたは、こういうことを言っているんですね』ということを理解頂くことが大事だと思っていて。
で、総理は、『ここで、私とあなたは違うんです』ということをはっきり言われて、そういう反対の人に対して、ご自身の正当性というのをすごくクリアにおっしゃる。
良いとか悪いとかの問題ではなくて、総理と私との違いというのは、『地味』であるということと、『常に自分は足らざることがたくさんある』と自覚している。そこは、総理の『華やかさ』と、『自らの正当性をクリアに主張される』というのは、それは違うのかなと」