愛知 大村知事「国の指標
では今もステージ3」

愛知県と岐阜県に出されていた緊急事態宣言は2月28日までで解除されました。
愛知県の大村知事は、入院患者数などをさらに減らしたいとして、引き続き、感染防止対策を徹底するよう呼びかけました。

愛知県は、県内に出されていた緊急事態宣言が解除されたのを受け、3月1日から14日までの2週間、県独自の「厳重警戒宣言」を出し、県内のすべての飲食店への営業時間短縮の要請などを続けることにしています。

こうした中、愛知県の大村知事は、午前の記者会見で、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院している患者の数が、2月28日夜の時点で338人になっているとしたうえで「入院患者の数は、最も多かった時と比べて半分になったが、国の指標では今もステージ3となっている。新たな感染者とともに引き続き、減っていくことを期待したい」と述べました。

そのうえで「3月と4月は会食の機会も多いほか、春休みの旅行や花見などで人が動くことが多い季節だ。引き続き、不要不急の行動の自粛などにしっかり取り組んでほしい」と呼びかけました。