接触確認アプリ「通知なし」
再発防止の徹底求める
新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」をめぐり、去年9月末以降、一部の利用者に通知などが行われていなかったことについて、加藤官房長官は、厚生労働省に対し、信頼回復を図るため、再発防止を徹底するよう求めました。
新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」をめぐり、去年9月末以降、一部のスマートフォンの利用者に対し、感染者との濃厚接触があった場合でも検知や通知が行われていなかったことが分かり、3日に田村厚生労働大臣が陳謝しました。
加藤官房長官は、午後の記者会見で「大変遺憾だ。厚生労働省からは、新しいバージョンを今月中旬にも配布するべく、改修作業に取り組んでいると報告を受けている」と述べました。
そのうえで「事態の経緯や原因を踏まえ、責任の所在を改めて精査し、二度と起きないようしっかりとした対応をしてもらうことが、信頼回復にもつながっていく」と述べ、厚生労働省に対し、信頼回復を図るため、再発防止を徹底するよう求めました。