北九州市議選 自民 現職
6人落選“民意 受け止め”

自民党の現職6人が落選した北九州市の市議会議員選挙について、加藤官房長官は、個別の選挙へのコメントは控えるとしつつ、一つ一つの選挙で示された民意はしっかりと受け止める必要があるという認識を示しました。

任期満了に伴う北九州市の市議会議員選挙は31日に投票が行われ、開票の結果、自民党は現職6人が落選した一方で、立憲民主党と日本維新の会は選挙前より議席を増やしました。

これについて加藤官房長官は、午前の記者会見で記者団が「新型コロナウイルス対策をめぐる政権批判が逆風となったのではないか」と質問したのに対し「個々の地方議会議員選挙については、これまでも政府としてコメントは差し控えている」と述べました。

そのうえで「一つ一つの選挙で示された民意や、新型コロナウイルス対策に対して有権者が大変関心を持っていることなどについては、しっかりと受け止めていく必要がある」と述べました。