に罪はない」
名古屋 河村市長

名古屋市の市営住宅でおよそ30匹の猫を飼っていた女性に、市が強制的に退去させる手続きをとった問題で、河村市長は「猫に罪はない」として処分せず、引き取り手が見つかるまで保護する考えを示しました。

名古屋市北区の市営住宅に住む40代の女性は、ペットの飼育が禁じられているにもかかわらずおよそ30匹の猫を飼い、ことし3月に裁判所から住宅の明け渡しを命じる判決を言い渡されたあとも応じなかったため、市は強制的に退去させることができる手続きをとりました。

名古屋市の河村市長は31日、記者団に対し、女性が飼育している猫について「これから市の動物愛護センターで預かることになると思うが、猫に罪はないので処分はしない。市民の皆さんに引き取ってもらいたい」と述べました。

市によりますと、飼い主が見つからないなどの理由で処分される猫の数は年々減っているものの、平成28年度は200匹余りに上ったということで、河村市長は「これを機に、猫の処分を減らすための取り組みも行いたい」と述べました。