タイはございません」
ポケットチーフ議連発足

「クールビズ」推進に向け、閣僚たちが「かりゆしウエア」を着て閣議に臨んだ6月1日、国会内では、ポケットチーフの振興を図る議員連盟の設立総会が開かれました。

この議員連盟、衆議院議院運営委員会で、「ネクタイ外すと格好が悪いんだよ」、「ネクタイ業界もネクタイが売れなくて困っているらしいよ」という議員どうしの会話をきっかけに発足しました。
設立総会には、与野党の議員20人余りが集まり、会長に就任した自民党の森山国会対策委員長は、緑色のチーフをつけ、「最も似合わない人を会長にしたのかな」と恥ずかしそうにあいさつしました。
そしてデパートの担当者から、色選びのポイントや、ポケットチーフのたたみ方について説明を受けました。

働き方改革関連法案や、森友学園や加計学園をめぐる問題などで、国会での与野党の対立が続く中で発足した超党派の議員連盟。呼びかけ人の自民党の石田真敏議員は、「超党派で盛り上げていこうということ。“タイ”(他意)はございません」と一言。
熱い議論とともに、議員の夏の装いにも、注目です。