国会議員の年末活動にも変化
国会報告もWEBで

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、年末年始の過ごし方が大きく変わっていますが、国会議員も例外ではありません。

自民党議員は

自民党の参議院議員、藤木眞也さんは、4年前に初当選して以降、年末年始は、出身地・熊本に戻って支援者への挨拶回りなどを続けてきました。

しかし、ことしは、新型コロナの影響で、熊本県が、東京など感染が拡大している地域からの帰省の自粛を要請していることもあって初めて、戻るのを取りやめました。

このため、先週25日も地元の支援者に電話で事情を説明していました。

藤木さんは「消防団の年末警戒の行事など、若い人と顔を合わせる機会がなくなる影響は大きい。もどかしさもあるが、考え方を変えて、できることをやっていくしかない」と話していました。

立憲民主党の議員は

一方、立憲民主党の衆議院議員、本多平直さんは、先週末に地元・北海道に戻りました。

年明けには、50を超える行事などへの出席を予定していましたが、大半が中止になりました。

感染拡大防止のためにはやむをえないという本多さん。

本多さんは「ネットでの活動を、コロナで必要に迫られ、今月、国政報告会をWEBを使って実験的にやってみた。これまで以上にメールや電話も使って、有権者の声を聞くことも必要だと思っている」と話していました。
来年、衆議院選挙を控える与野党の議員の中には、有権者との会合や集会を控え、密集を避けて駅前など街頭に立つ回数を増やす議員もいて、例年とは活動が異なっています。