千葉県「医療の緊急事態」
コロナ病床193床確保へ

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、千葉県の森田知事は「医療の緊急事態だ」として、今月29日以降県内で患者をすぐに受け入れられる病床を、新たに193床確保する方針を発表しました。

千葉県内では22日、発表された感染者数が過去最多の152人となるなど、感染拡大に歯止めがかからず、すぐに患者を受け入れられる病床の使用率は県全体で47%をこえています。

森田知事は22日の臨時会見で、特に感染者が多い県北西部の地域と千葉市では、病床使用率がおよそ60%となりひっ迫し始めているとして、今月29日以降、専用の病床を新たに193床確保することを発表しました。

重症者用の病床は現在の61床のまま据え置き、救急医療や一般医療への影響が出るのを防ぐということです。

森田知事は「医療の緊急事態で、この状況が続けば医療提供体制に非常に大きな影響を及ぼす。今、手を打たないと大変だという意識を持っている」と述べました。

そのうえで「緊急を要するがんなどの手術を遅らせるようなことになってはならない。どうか静かな年末年始を過ごしてほしい」と述べ、対策の徹底を呼びかけました。

また23日から県北西部の11市と千葉市を対象に、酒類を提供する飲食店に対して、営業時間の短縮要請を始めることについて改めて協力を呼びかけました。