国民代表選 立候補2氏が
党勢拡大の取り組みなど訴え

国民民主党の代表選挙が8日告示され、党の役員室長の伊藤孝恵参議院議員と、玉木雄一郎代表の2人が立候補し、選挙戦に入りました。

国民民主党の代表選挙には届け出順に、党の役員室長の伊藤参議院議員と、玉木代表が立候補しました。

午後に開かれた共同記者会見で、党勢拡大に向けた取り組みについて、伊藤氏は「正しいことを正しくやっても、理解されなければ、党の支持率には結びつかない。語りかけることばや態度、場所をいろいろ変えていかなくてはいけない」と訴えました。

玉木氏は「独自の政策を発信することが大事なことはもちろんだが、すべての議員が地元で地道に活動することが一番の近道で、それでしか党の足腰が強くなり支持率が上がることはない」と訴えました。

また野党連携の在り方について、伊藤氏は「『国民民主党は、立憲民主党との統合を願う人や、日本維新の会や自民党との協力体制を望む人などがいて、同床異夢だ』と指摘されるが、私はまずは国民民主党を強くしたい」と述べました。

玉木氏は「野党全体が強くならなければ意味がない。まずは国民民主党の立ち位置を確立し、個別の政策や法案など可能なところとは積極的に連携していくべきだ」と述べました。

国民民主党の代表選挙の投開票は、今月18日に行われます。