“霞が関の働き方改革”
河野大臣に若手官僚が要望

国家公務員の働き方改革をめぐり、若手官僚の有志が19日、政策の立案や実行に専念できる環境を整えてもらいたいと、河野行政改革担当大臣に要望しました。河野大臣は、業務の効率化を積極的に進める考えを伝えました。

国家公務員制度を担当する河野行政改革担当大臣は、国家公務員の志望者の減少を受け霞が関の官僚の働き方改革を優先的に進めるとしています。

厚生労働省や総務省などの、若手官僚の有志は19日、河野大臣と面会し、「『やりたいことと現実が異なる』と言って、職場を離れる先輩を見ていると悔しくてならない」などと話し、働き方改革を提言しました。

そして、政策の立案や実行に専念できる環境を整えてもらいたいとして、同じようなテーマを扱う会議の見直しや、職員以外でも対応できる業務の外注などを進めるよう要望しました。

河野大臣は「課題は、長時間労働の是正と、やりがいのある仕事ができるようにすることだ。若手がやりたいことをできるよう変えていきたい」と述べ、業務の効率化を積極的に進める考えを伝えました。