マイナンバーカードで保険証
状況踏まえ在り方検討

マイナンバーカードが健康保険証としても利用できるようになることに関連し、加藤官房長官は、カードの情報を読み込むカードリーダーの導入状況などを踏まえながら、将来的な保険証の在り方を検討していく考えを示しました。

来年3月からマイナンバーカードが健康保険証としても利用できるようになることから、政府は来年3月末までに、医療機関や薬局の6割程度でカードの情報を読み込むカードリーダーの導入を目指しています。

これに関連して加藤官房長官は午後の記者会見で、令和4年度中におおむねすべての医療機関での導入を目指しているとしたうえで、「少なくともそれまでの間は保険証とマイナンバーカードを併用していただかざるをえない」と述べました。

そして「端末の整備状況やマイナンバーカードの取得状況などを踏まえながら、保険証の在り方を検討する必要がある」と述べました。