国会で継続審議になっている憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案について、公明党の北側憲法調査会長は、野党の協力も得ながら、今の国会で成立させたいという考えを強調しました。

公明党の北側憲法調査会長は、記者会見で、憲法改正について「衆参両院の憲法審査会を中心に議論していくべきだ。できるだけ多くの会派や政党の合意を得ていくことが大事だ」と指摘しました。

そのうえで、国会で継続審議になっている国民投票法の改正案について「法案は有権者の利便性を向上させる内容だ。今の国会は会期が短いが、できれば来週にも衆議院憲法審査会の幹事懇談会を開き、きちんと成立させたい」と述べ、野党の協力も得ながら、今の国会で成立させたいという考えを強調しました。