松井市長 大阪維新の会代表
を辞任する意向固める

大阪市の松井市長は、いわゆる「大阪都構想」が1日の住民投票で再び否決されたことを受けて、近く、大阪維新の会の代表を辞任する意向を固めました。一方、国政政党の日本維新の会の代表は、次の衆議院選挙が終わるまで続ける考えです。

日本維新の会と大阪維新の会の代表を務める大阪市の松井市長は、いわゆる「大阪都構想」が1日の住民投票で、5年前に続いて再び否決されたことを受けて、令和5年4月までの任期を全うしたうえで政界を引退する意向を表明しました。

そして、新たな体制で党運営を行う必要があるとして、大阪維新の会の代表を辞任する意向を固めました。

松井氏は近く、党の全体会議を開いて、みずからの辞任を伝えるとともに、新たな代表を選出したい考えで、党の代表代行を務める大阪府の吉村知事を軸に調整が進められる見通しです。

一方、松井氏は、国政政党の日本維新の会の代表は、次の衆議院選挙が終わるまで続ける考えです。

松井市長“引き続き府と連携し市政運営”

2日、松井市長は、市の幹部会議に出席し、「結果は否決で都構想は終了した。真摯(しんし)に受け止め、謙虚な態度で市政運営にあたらなければならない」と述べました。

そのうえで、「府と市が一体で取り組みを進める今の状況は、多くの支持を得ている。大きな仕事は府と協力しながら進め、市は基礎自治体として住民に寄り沿いながら、大阪の中心部で全体の成長に貢献していきたい」と述べ、引き続き大阪府と連携して市政運営にあたる考えを示しました。

会議のあと松井市長は、記者団が、将来、国政選挙に立候補する考えがあるか質問したのに対し、「全く考えていない。あと2年半の任期があるのだから、任期をまっとうすることが僕の勤めだと思っている」と述べました。

自民 大阪市議団 賛成の民意も受け止め政策の実現を

いわゆる「大阪都構想」が1日の住民投票で再び否決されたことを受けて、反対した自民党大阪市議団は2日、会議を開き、北野幹事長は「反対した人だけではなく、賛成した人の民意もしっかりと受け止めながら進んでいく必要がある。これからが自民党の真価が問われるときだ」と述べ、賛成した人の民意も受け止めながら政策の実現を進めていきたいという考えを示しました。

会議のあと北野幹事長は、記者団に対し「府と市が同じ方向を向いて取り組むことを否定するものではない。2025年の万博は、府と市が協調しなければできずその方向で頑張っていきたい」と述べました。