「記録の改ざんや破棄を主導
の認識あったのでは」枝野氏

10月26日に召集される臨時国会について、立憲民主党の枝野代表は、菅政権の政治姿勢や、日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった理由などを菅総理大臣に直接問いただしていく考えを強調しました。

臨時国会について、立憲民主党の枝野代表は、党の役員会で「大変遅ればせながらと言わざるをえないが、つまみ食いのような個別政策ではなく、菅政権がどういう社会を作りどういう政治を進めようとしているのか、しっかりと尋ねなければならない」と述べました。

また、日本学術会議の会員候補6人が任命されなかったことについて、「総理やその周辺が勝手に法解釈をねじ曲げ、物事を進めてしまったことの後付けで、役所が説明を求められている状況と言わざるをえない。国会審議を通じて、菅総理大臣自身の認識をしっかりと問いただしていきたい」と述べました。

一方、枝野氏は、菅総理大臣の著書の改訂版で公文書管理の重要性を訴える記述がなくなったことについて、「安倍内閣で官房長官として記録の改ざんや破棄を主導した認識があったのではないか。菅政権がしっかり記録を残す意思を持っていないことを示したとしか思えない」と批判しました。