社民 立民との合流 執行部
対応折り合わず改めて協議に

立憲民主党との合流をめぐって社民党は15日、執行部としての対応を検討しましたが折り合わず、来週改めて協議することになりました。

立憲民主党との合流をめぐって社民党は去年12月から協議を続けていて、来月中旬に開く臨時党大会で議論して結論を得たいとしています。

これを前に社民党は15日、常任幹事会を開いて執行部としての対応を検討しました。

この中で、合流に賛成する幹部からは「執行部が一致して合流を目指す態度を明確にして賛否を問うべきだ」という意見が出されました。

これに対し、福島党首は「地方組織には合流に反対する意見が根強くあり、執行部としては中立的な立場で党大会に臨むべきだ」と主張しました。

このため、15日は結論が出ず、来週改めて協議することになりました。

吉田幹事長「来週には方向性出したい」

社民党の吉田幹事長は、記者会見で「きょうは、合流に応じるか応じないか自由に発言してもらったが、さらに時間をかけて丁寧に議論することになった。来週21日には、執行部として方向性を出していきたい」と述べました。