神恵内村も文献調査受け入れ
決定 最終処分場の選定

いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、北海道神恵内村は調査の第1段階となる文献調査を受け入れることを決めました。国が3年前に調査対象になる可能性がある地域を示した全国の「科学的特性マップ」を公表して以降、調査を受け入れる自治体は同じ北海道の寿都町に続いて2例目となります。

北海道 寿都町に続いて2例目

原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、北海道神恵内村では8日の村議会で調査の受け入れを求める請願が採択されたのに続き、9日午後には、経済産業省の幹部が村を訪れて文献調査の実施を申し入れ、そのあとの村議会議員協議会で意見が交わされました。

これを受けて、高橋昌幸村長は記者会見で調査の第1段階となる「文献調査」を受け入れることを決めたと表明しました。

国が3年前に、調査対象になる可能性がある地域を示した全国の「科学的特性マップ」を公表して以降、調査を受け入れる自治体は同じ北海道の寿都町に続いて2例目となります。