セクハラ「い立場の者こそ
真摯に向き合うこと」逢沢氏

財務省のセクハラ問題を受けて、自民党谷垣グループは、17日、弁護士を講師に招いて、セクハラに関する勉強会を開きました。

講師の弁護士は、「女性だからという理由で、お酌をさせてはいけない」といった具体的なケースを紹介し、「セクハラに該当するかどうか、判断が難しいときは、妻や夫など、異性の家族に見られて恥ずかしくないかどうか、考えてみるといい」とアドバイスしました。議員からは、「支援者がセクハラと感じるような発言をしていたら、どうすればいいか」などと質問していました。

代表世話人を務める、逢沢・元国会対策委員長は、こう戒めました。
「政治家という立場で大勢の国民とも接し、選挙区を抱えている。社会の中で高い立場の者こそ、より強い影響力をもつ立場の方こそ、こうした問題に真摯に向き合うこと、緊張感を持って向き合うことの認識を共有したい」