デジタル庁新設へ
「法案準備室」

「デジタル庁」の新設に向けて、平井デジタル改革担当大臣は閣議のあとの記者会見で、30日に「法案準備室」を立ち上げて、みずから室長に就任することを明らかにしたうえで、民間の知見も取り入れながら検討を進めていく考えを示しました。

この中で、平井デジタル改革担当大臣は「デジタル庁」の新設に向けて30日に「デジタル改革関連法案準備室」を内閣官房のIT総合戦略室に設置し、室長にはみずからが就任することを明らかにしました。

そのうえで「法案準備室」の態勢について、総務省や経済産業省、それに財務省などの職員50人程度で立ち上げ、その後、民間から10人程度を追加すると説明しました。

そして「スタートアップ企業を立ち上げる感覚で仕事をしなければならないという思いで、ガバメント・アズ・ア・スタートアップ=ガースを準備室のスローガンにしたい。外資やベンチャーからも意見を聞こうと思う」と述べ、民間の知見も取り入れながら検討を進めていく考えを示しました。