「デジタル化推進本部」
新たに設置へ 文科相

教育や科学技術の分野のデジタル化を進めるため、萩生田文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で、省内に「デジタル化推進本部」を新たに設置することを明らかにしました。

この中で萩生田文部科学大臣は「政府一体でデジタル化を強力に推進するという菅総理からの指示や、新型コロナウイルス対策により明らかになった課題などを踏まえ、 文部科学行政のそれぞれの分野におけるデジタル化を迅速、強力に推進するため、本日、デジタル化推進本部を設置する」と述べ、25日づけで省内に「デジタル化推進本部」を新たに設置することを明らかにしました。

本部長は萩生田大臣がみずから務め、推進本部のもとに教育と科学技術の2つのワーキンググループを設置し、教育のデジタル化やリモート化のほか、デジタル化に向けた先端科学技術の推進や、文部科学行政のデジタル化の推進などを検討するということです。

一方、先に副大臣と政務官が初登庁した際、職員による出迎えが深夜になったことについて「大臣、副大臣、政務官の初登庁の出迎えについては、原則夜間の時間に行わないようにしたい」と述べました。