「デジタル化推進本部」設置
年内めどに対策 文科省

教育や科学技術の分野のデジタル化を進めるため、文部科学省は「デジタル化推進本部」を新たに設置し、年内をめどに対策をまとめることになりました。

「デジタル庁」の新設など政府が一体となってデジタル化の取り組みを進めるなか、文部科学省は25日、教育や科学技術の分野のデジタル化を進めるため、「デジタル化推進本部」を新たに設置しました。

省内で開かれた初会合で、本部長を務める萩生田文部科学大臣は、「文部科学行政においてデジタル化によって目指すべき姿、克服すべき課題、課題解決の方策や関係省庁との連携の方向性を早急に検討し、可能なものからデジタル化のための取り組みを実行に移してほしい」と述べました。

推進本部では、教育と科学技術の2つのワーキンググループを設置し、教育のデジタル化とリモート化のほか、デジタル化に向けた先端科学技術の推進や、文部科学行政のデジタル化の推進などを検討し、年内をめどに対策をまとめることにしています。