「国民目線の政策をしっかり
実行したい」武田総務相

武田総務大臣は、午前9時半すぎ、総務省に初登庁しました。

集まったおよそ500人の職員から大きな拍手で迎えられると、武田大臣は何度も大きく手を振って応じていました。
そして、記者団から意気込みを問われると「国民目線の政策をしっかりと実行に移していきたい」と述べました。

「携帯電話各社の競争促すことに意欲」

武田大臣は、初登庁の後の会見で携帯電話料金について「携帯電話はもはや、ぜいたく品ではなく、国民の命に関わる大変重要な通信手段だ。国民が納得する料金なのか、国際的にみて、日本の料金体系はどうなのかを考えると、見直す必要がある」と述べ、引き下げが必要だという認識を示しました。

そのうえで、武田大臣は「国民目線で見たときに分かりやすく、利便性が高く、納得できる料金体系を実現することが今、いちばん求められている。公正な競争環境を築き上げるために、事業者や利用者の意見を聞き、一刻も早く結論を出していきたい」と述べ、料金の引き下げに向けて携帯電話各社の競争を促すことに意欲を示しました。