京都 妊婦のPCR検査
費用助成へ 症状なくても

東京都は妊娠中の女性が発熱などの症状がなくても新型コロナウイルスのPCR検査などを希望した場合、その費用を助成することになりました。

これは4日、小池知事が記者会見で明らかにしました。

助成の対象となるのは、発熱など感染が疑われる症状はないものの、PCR検査などを希望する都内に住む妊娠中の女性です。

9月10日から来年3月31日までに行われた検査が対象で、1回の検査にかぎり、2万円を上限に補助します。

検査を行う時期はおおむね妊娠36週で、都は、希望する場合、まずはかかりつけの産科医療機関に相談してほしいと呼びかけています。

このほか、都は、都内に住む妊娠中の女性で新型コロナウイルスの感染が確認された人に対し、訪問や電話などで専門的なケアや育児に関する助言などの相談支援を行うことになりました。

小池知事は「妊産婦の皆さんは、自分自身だけでなく赤ちゃんの健康などに大変な不安を抱えて生活している。妊娠中というだけでも不安だと思うので、少しでも和らげてもらいたい」と話していました。