官房長官 麻生副総理と
会談 総裁選への支持を要請

安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙をめぐって、立候補の意向を固めている菅官房長官は、党内第2派閥の麻生派の会長を務める麻生副総理兼財務大臣と、1日昼ごろ、東京都内で会談しました。

この中で菅氏は、麻生氏に立候補の意向を伝えたうえで支持を要請したのに対し、麻生氏は派閥として支援していく考えを伝えました。

森元首相にも協力要請か

菅官房長官は、午後2時前、東京 中央区にある東京オリンピック・パラリンピック組織委員会を訪れ、組織委員会の会長を務める森元総理大臣とおよそ10分間、会談しました。

自民党総裁選挙に立候補する意向を伝えるとともに、協力を要請したものとみられます。

菅官房長官は、31日は党内最大派閥の細田派の細田元幹事長や竹下派に影響力を持つ青木幹雄元官房長官らと相次いで会談し、総裁選挙に向けた活動を活発化させています。