民など野党 “早期の
臨時国会召集 改めて要求”

ことし4月から6月のGDP=国内総生産の伸び率の歴史的な落ち込みを受けて、立憲民主党など野党側は経済対策を議論する必要があるなどとして、早期の臨時国会の召集を改めて求めていく方針を確認しました。

立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の国会対策委員長らの会談では新型コロナウイルスの影響で、ことし4月から6月のGDP=国内総生産の伸び率が年率換算で、歴史的な落ち込みとなったことを受けて、経済対策を議論する必要があるという認識で一致しました。

また、政府による観光需要の喚起策「Go Toトラベル」が感染の拡大につながっている可能性もあり、今後の対応をただすべきだなどとして、早期の臨時国会の召集を改めて求めていく方針を確認しました。

一方、安倍総理大臣が休暇中に病院で検診を受けたことに関連し、安倍総理大臣の体調について説明を求めていくことになりました。

立憲民主党の安住国会対策委員長は記者団に対し「臨時国会は不可欠だ。総理の体調が万全でなければ十分配慮しないといけないが、国会の質疑に耐えられるのかなどご自身のことばで説明をしてもらいたい」と述べました。