省 体調不安なら取り
やめを”中国地方5県知事

お盆期間中の帰省や夏休みの旅行について、中国地方5県の知事は、新型コロナウイルスの感染予防策を徹底し、体調に不安があれば取りやめるよう呼びかけることで一致しました。

中国地方5県の知事は3日、オンラインで会議を行いました。

この中で5県の知事は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、お盆期間中の帰省や夏休みの旅行について、「3つの密」を避け、マスクを着用するなどの感染予防策を徹底し、体調に不安があれば取りやめること、それに観光する際は県内か近くの県にとどめて、地元の観光業を応援するよう、呼びかけることで一致しました。

また、各県の取り組みについて意見交換が行われ、鳥取県の平井知事は、唾液をつかったウイルス検査の導入を進めていることや、感染者の集団、クラスターが発生した店の公表に向けて、県の条例の策定を検討していることを紹介しました。

また、山口県の村岡知事は、1日で最大1000件のPCR検査が行えるよう体制の整備を進めていることや、県外からの帰省については慎重に検討したうえで、帰省の前には、いわゆる「夜の街」や会食を避けるよう呼びかけていることを報告しました。

会議のあと村岡知事は「人の移動そのものをとどめるのではなく、それ以外の方法で感染拡大を抑えなければならない」と述べ、一人一人の対策の重要性を重ねて強調しました。