の月面探査「アルテミス
計画」への予算要望 自民

自民党の宇宙・海洋開発特別委員会のメンバーが、萩生田文部科学大臣と面会し、日本が参加する月面探査を行うアメリカの「アルテミス計画」に関連する予算を十分確保するよう要望しました。

自民党の宇宙・海洋開発特別委員会の委員長を務める河村元官房長官などは、文部科学省で萩生田文部科学大臣と面会し、宇宙開発に向けた提言を手渡しました。

この中では、「新型コロナウイルス感染症の影響で、経済社会が未曽有の危機的状況にある時期だからこそ、国民に夢と希望を与えるとともに地上技術への波及効果も期待される、宇宙のフロンティアへの果敢な挑戦が重要だ」としています。

そのうえで、日本が参加する月面探査を行うアメリカの「アルテミス計画」に関連する予算や、近年頻発している激甚災害への対応のため、観測衛星の開発にかかる費用などを十分確保するよう求めています。

萩生田大臣は「国民生活にも役立つもので、予算確保に向けて頑張っていきたい」と応じたということです。

面会後、河村元官房長官は記者団に対し「関係省庁で一体となって宇宙開発を進め、予算の確保に向けては文部科学省にリーダーシップを発揮してもらいたい」と述べました。