民 立民と国民の合流
協議の進捗みて対応検討

立憲民主党と合流するかどうかについて、社民党は、立憲民主党と国民民主党の合流協議の、進捗(しんちょく)状況をみながら、今後の対応を検討することになりました。

立憲民主党の福山幹事長と社民党の吉田幹事長は、21日、国会内で会談しました。

この中で福山氏は、国民民主党との合流協議で、それぞれの党を解散して新党を結成し、党名を「立憲民主党」にするなどとした新たな案を提案したことを報告しました。

これに対し、吉田氏は、22日、全国11のブロックの事務局長らを集めた会議を開いて、立憲民主党と国民民主党の協議内容を説明し、意見を交わす考えを示しました。

そのうえで吉田氏は、両党の協議の進捗状況をみながら、今後の対応を検討する方針を伝えました。

会談のあと福山氏は、記者団に対し「社民党との合流協議の最中に、国民民主党への提案の話が出たことについて事情をお話し、ご理解いただきたいと申し上げた」と述べました。

一方、吉田氏は「経過について丁寧に報告していただいた。今後も真摯(しんし)に協議していきたい」と述べました。